株式会社トーガシ TOHGASHI CO., LTD.

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SDGs2023.09.22

アクリルパーテーション回収・リサイクルの取り組みに関して

イベント主催者や企業からアクリルパーテーションを回収しリサイクル

弊社のクライアント6社から不要となった飛沫防止用のアクリルパーテーション(総計968㎏)を回収しました。回収後、プラスチックの再資源事業を展開する緑川化成工業株式会社にてリサイクル頂き、新たな資材として有効利用されています。

アクリルパーテーションが使用されている展示会の様子

取り組みの背景

今年新型コロナの感染症法の位置付けが5類に引き下げられ、これまで推奨されてきた検温やパーテーションの設置が事業者の判断になるため、パーテーションの“大量廃棄”が懸念されています。もちろん当社が携わるイベントや展示会においても多くのアクリルパーテーションが使用されてきました。アクリルパーテーションの処理は通常、焼却・埋め立てが行われますが、環境保全の観点から弊社でも回収・リサイクルの取り組みができないかと考えました。

クライアントから回収したアクリルパーテーション

展示会業界の脱炭素化を目指して

気候変動対策が喫緊の課題となる中、企業としても環境問題への取り組みは必要不可欠だと考え、施工時に使用した再資源化できる廃棄物の分別・協力会社への受渡を行っております。

トーガシが取り組む廃棄物リサイクル

展示会業界において廃木材は特に多く、パーチクルボードなどへのリサイクルは必要不可欠な取り組みです。当社が出展するブースにおいても、パーチクルボードで作成した展示台を用いるなどの取り組みを行っています。

イベント総合EXPO出展時の当社ブースとパーチクルボードを使用した展示台

また、2023年2月からはCO2削減の取り組みを加速させるべく、CO2排出量を見える化するクラウドサービスを導入し運用しております。このような具体的なアクションを、社内外に発信することで展示会業界の脱炭素化への意識向上と推進を図ってまいります。

業務統括本部長 秋元修より

今年の夏も猛暑日が続く事態で暑かったですよね。地球温暖化が進み地球沸騰化などと言われております。主な原因はCO2が原因で海水すらも酸化している状況です。

私が環境問題に着手し始めた当初は3Rの取り組みが推奨されていた世の中でしたが、この異常気象が加速的に悪化してきた事もあり、今となっては「18R」までRにまつわる行動が企業に求められる状況になっております。そこで当社では、使用済資材の分別やリサイクルなど、18項目中10項目に上るR行動を実施しております。今後の目標としましては環境問題を愚直に取組み業界への影響を与える事とCO2削減への取組みを実現していきたいと思っています。

▼当社のSDGsの取り組みについて