創立記念のお祝い品やメッセージ文例を紹介|外せないマナーとは?

取引先が創立記念を迎える場合、感謝の気持ちを込めてお祝い品を贈りましょう。ポイントを押さえて創立記念日をお祝いすれば、取引先との関係性構築に役立ちます。

この記事ではお祝い品にふさわしいギフトやメッセージのテンプレート、贈り物をする際に外せないマナー全般を紹介します。

あわせて、創立記念日を迎えるにあたり社員や取引先にギフトを贈りたい企業向けにおすすめの品もお伝えしているので、参考にしてください。

1.創立記念のお祝いにおすすめのギフト

取引先の創立記念を祝いたい企業向けに贈ると喜ばれるギフトを紹介するとともに、創立記念を迎える企業向けにおすすめの記念品をお伝えします。

1-1.会社で共有してもらえる品

代表者だけでなく社員全員で共有できるアイテムは、創立記念のお祝い品としてふさわしいため人気があります。タオルやマグカップなどは渡す相手を選ばないので、実用性が高いでしょう。贈る品に名入れすることもできるため、オリジナリティを演出できます。

創立記念を迎える企業の場合、会社で共有できる品を社員に贈ることで日々の貢献に感謝を示せるでしょう。

1-2.記念日を盛り上げる品

創立記念というめでたい日を盛り上げる生花もおすすめの品です。取引先に贈る場合も、創立記念の品を社員向けに贈りたい場合にも最適でしょう。

特に胡蝶蘭は見た目にインパクトがあり、その場が明るくなるため創立記念を祝う品として定評があります。

1-3.日々の業務で使用できる品

日々の業務で使用できる創立記念の品を探している場合、カタログギフトや時計がおすすめです。カタログギフトの場合、取引先が本当に必要な物を選べるためお祝い品が被ってしまう心配がありません。

社内向けに創立記念グッズを製作したい場合、クリアファイルやボールペン、付箋ケースなどの文房具を検討してみましょう。比較的コストを押さえながら製作できるため、社員が多い大企業にもおすすめです。

1-4.食べ物やお酒

休憩時間中に食べられるお菓子も取引先に贈る創立記念の品として最適です。社員向けにお祝い品を用意したい場合も、価格帯がさまざまであるため予算に合わせて選びやすいでしょう。お酒も創立記念のお祝いとしてふさわしい品です。しかし、お酒を飲めない社員がいることを念頭に置き、ノンアルコール飲料も別途用意する必要があるでしょう。

2.創立記念に贈るお祝い品の相場

取引先の創立記念を祝うにあたり迷う企業が多いポイントが、お祝い品の相場です。いくらくらいの品物を贈れば失礼がないのか頭を抱える企業は少なくないでしょう。取引先との関係性別にお祝い品の相場を解説します。

2-1.相場は1〜5万円以内。相場を下回らないように

創立記念に贈るお祝い品の相場に迷ったら、下記の表を参考にしてみてください。

◾️取引先別の創立記念に贈るお祝い品の相場

一般的な取引先

1〜3万円程度

懇意にしている取引先

3〜5万円程度

一般的には、1〜5万円以内の範囲でお祝い品を贈るケースがほとんどです。相場を下回ると失礼にあたるため、お祝い品を選ぶ際に気をつけましょう。

なお創立記念を迎える企業からお祝い品をいただいたことがある場合や、5年、10年、15年など区切りとなるタイミングでは相場よりも高額のお祝い品を贈るのも良いでしょう。

2-2.周年記念品の相場は?

自社が周年記念を迎えるにあたり、記念品の製作を検討する企業も多いでしょう。企業の繁栄に貢献してくれた社員に記念品を贈れば、感謝の気持ちを示すことができます。

社員に贈る周年記念品の相場は、一般的に1,000〜3,000円程度です。業務の合間に一息つけるお菓子や、実用的な印鑑ケース高級タオルなどが定番の品で人気があります。

3.創立記念のお祝い品を贈る際に添えたいメッセージの文例集

創立記念のお祝い品を贈る際は、メッセージを添えてお祝いの気持ちを伝えましょう。

3-1.【テンプレート】創立記念のお祝い品に添えるメッセージ

創立記念のお祝い品に添えるメッセージに迷ったら、下記のテンプレートを参考にしてみましょう。

◾️テンプレート1

この度は、創立◯周年おめでとうございます。

貴社のご功績に敬意を表すとともに、益々のご躍進をお祈り申し上げます。

◾️テンプレート2

創立◯周年、謹んでお祝いを申し上げます。

未来に向けて益々のご発展を記念いたします。

◾️テンプレート3

創立◯周年、誠におめでとうございます。

貴社の歩んでこられた歴史に敬意を表すとともに、今後のさらなる飛躍を心よりお祈りいたします。

取引先との関係性によって、文面や文字数を変更しましょう。付き合いの長い取引先に贈るメッセージの場合、印象深いエピソードを添えるのもおすすめです。

3-2.創立記念のお祝いに添えるメッセージの注意点

創立記念のお祝いに添えるメッセージでは、ネガティブな表現を用いないように注意しましょう。例えば、赤字を連想させる「倒れる」「潰れる」「不景気」などの言葉や家事を連想させる「赤」「紅」「焼ける」「燃える」などの言葉は禁物です。

失礼のないようにお祝い品を贈り、取引先との円滑な関係構築に役立てましょう。

4.創立記念のお祝い品を贈る際に気をつけたいマナー

創立記念のお祝い品を贈る前にマナーを押さえておくことで、スムーズに記念の品を贈呈できるようになります。これから紹介するマナー全般を把握しておきましょう。

4-1.お祝いの品としてふさわしくない物

創立記念のお祝い品として、下記に該当する物はふさわしくありません。

◾️お祝いの品としてふさわしくない物

赤字や家事を連想させる物

キャンドル、暖房器具など。
赤色や燃える物はふさわしくないとされる。

踏みつける物

靴下やスリッパ、サンダルなど。

縁起の悪い物

ハンカチや櫛(「苦」と「死」を連想させる)、茶葉、海苔など。

一見、ギフトとして汎用性が高いと思われるハンカチは、別れを意味するため創立記念のお祝い品として贈るのは避けるべきとされています。また茶葉や海苔は葬式の引き出物として贈られるケースが多いため、お祝いの品としては適していません。

4-2.熨斗の選び方と記入方法

創立記念のお祝い品は、熨斗を付けて贈ります。その際「何度あっても嬉しい」という想いを込めて、紅白の蝶結びの水引を選びましょう。

熨斗紙の表書きは「祝◯周年」「創立◯年御祝」とし、企業名と代表者の氏名を記入します。

4-3.立札の記入方法

創立記念のお祝い品に胡蝶蘭などを贈る場合、立札を立てましょう。熨斗紙と同様、表書きは「祝◯周年」「創立◯年御祝」と記入します。企業名と代表者の氏名の記入も忘れないようにしましょう。

4-4.創立記念のお祝い品を贈る最適なタイミング

創立記念のお祝い品を用意したものの、贈るタイミングに迷っている企業も多いのではないでしょうか。贈り物は早く届いても遅く届いても好ましくないため、困惑する企業が多いポイントです。

一般的には、創立記念日の1週間前から当日までにお祝い品を贈るのが最適だとされています。しかし大きい品物は置き場所に困るため、あらかじめ取引先に配送日を伝えておくようにしましょう。

また胡蝶蘭など生花の場合、早く贈ると創立記念日当日までに枯れてしまう可能性もゼロではありません。この場合、一番良い状態で贈呈できるよう創立記念日当日に配送してもらいましょう。手違いで意図した日程と別の日に創立記念の品が届かないよう、配送業者に一言連絡しておくのがおすすめです。

5.周年記念品を渡したい・作りたい

創立記念の場合は、贈り物を受け取るだけでなく、記念日を迎えた企業から記念品を送ることもよいでしょう。会社の存在を思い出してもらうだけでなく、〇〇年続いているというブランディングや、周年事業の周知にもつながります。

周年記念品には銘入りのお菓子から高級感のある商品まで様々あります。記念品を渡す目的に応じて選ぶことが良いでしょう。創立記念を祝して周年記念パーティーを開催することは社外への宣伝や社内へのインナーブランディングに役立ちます。社外の方を招待する場合は、内祝いとして周年記念品を渡すこともおすすめです。

周年記念品を渡す際も、本記事を参考に品物を検討してみましょう。熨斗は「創立◯周年記念」「粗品」などと記し、名入れの部分に自社名を記入しましょう。

6.記憶に残る創立記念日を演出するならトーガシへ

創立記念のお祝いは、祝う側にも、祝われる側にとっても大切な機会になります。お祝い品も相手が喜ぶものを選ぶことで、良い関係構築につながるでしょう。

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イベント総合プロデュース会社として数々の社内イベントに携わってきた経験から、有意義なイベントの企画・運営・ノベルティの制作まで行います。周年記念にふさわしいイベントを作りたい、イベントプロデュースのアイデアが欲しいとお考えならまずは当社までお問い合わせください。

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