周年事業とは?目的やメリット、進め方、成功事例をイベント会社が紹介

周年事業とは企業の存続を祝うために行う事業です。一般的には創立から5年や10年など切りの良いタイミングで行われるため、社内外の関係者を招いて日頃の感謝を伝えたり今後の目標を伝えたりするのに役立ちます。

この記事では周年事業を祝う目的や周年事業イベントを行う場合の運営方法、成功させるためのポイントなどを解説します。企業が周年事業を行う目的を理解して、コミュニケーションの促進や取引先との関係性構築に役立てましょう。

1.周年事業を行う目的

企業が周年事業を行う際、社員や取引先、株主など会社と利害関係を有するステークホルダーを招くのが一般的です。以下では、参加者別に周年事業を行う目的を解説するので参考にしてください。

1-1.社内向けの場合

企業の存続には社員の貢献が欠かせません。周年事業を行う場合、社員を招待し日頃の努力を評価したり謝意を示したりしましょう。

社員へ感謝を伝える

社員向けに周年事業を行う場合、日頃の業務内容に対して感謝を伝えましょう。社員の貢献なしに企業の存続や成長は期待できないと経営陣が直接伝えることが重要です。

今後のビジョンや目標の共有

社員へ感謝を伝えた上で、今後のビジョンや目標を共有しモチベーションを刺激しましょう。企業として今後の方向性を示すことで、社員は気持ちを新たに業務に取り組めるようになります。

社内コミュニケーションの促進

周年事業の中で立食パーティーなど飲食しながら気軽に他部署の社員と話せる機会を設けることで、社内コミュニケーションの促進を図れます。

普段かかわりのない社員ともコミュニケーションを取れるきっかけを作れば、風通しの良い職場環境の構築も目指せます。風通しの良い職場環境の構築は、離職率の低下にもつながるでしょう。また、部署などの垣根を超えたつながりがあれば、業務上の報告・連絡・相談も行いやすくなるというメリットもあります。

帰属意識の向上

企業の歴史を振り返るなど自社に愛着が湧くような企画を行うことで、会社に貢献したいと自発的に動く社員の増加が見込めます。帰属意識の向上は企業のますますの発展に欠かせない重要な要素です。切りの良いタイミングで行う事業という機会を活かして、帰属意識の向上を目指せる企画を取り入れてみましょう。

1-2.社外向けの場合

取引先や株主など、社外の関係者を周年事業に招待する目的を解説します。

信頼関係を強固にする

企業の存続を祝う周年事業は、ステークホルダーに日頃の感謝を示す絶好の機会です。自社の発展には欠かせない存在であることや今後も拡大に向けて取り組んでいく決意を伝えれば、信頼関係がより強固なものとなるでしょう。

新商品やサービスのPR

企業によっては、周年事業の中で新商品や新サービスをPRするケースがあります。社内外から注目の集まる周年事業を通してPRを行うことで、企業のイメージアップやブランドの再構築を目指しましょう。

2.周年事業の企画から当日の運営までの進め方

周年事業の一環として記念になるようなイベントを開催する企業は少なくありません。社内外の関係者を招いたイベントを開催することで、盛大に周年のお祝いができます。以下では、周年事業イベントを開催する場合の準備方法についてポイントを交えながら紹介します。

2-1.開催概要の決定

周年事業イベントの準備は開催日の2〜3年ほど前から始まります。イベントを実施する目的テーマ予算会場招待客の整理など開催概要を決定しましょう。

開催概要を決定する段階で大まかな予算についても把握しておくと、予算に基づいて会場選定や招待客の整理ができるようになります。

2-2.実行委員会の発足

開催1年前までに実行委員会を発足し、企画の準備や当日の司会進行など各自に与えられたミッションを伝えましょう。

周年事業イベントは全社員の参加を前提に開催される催しです。多くの社員に自分ごととして捉えてもらうためにも、各部署から代表者を選定しましょう。

2-3.企画内容の決定

周年事業イベントの実施年に入ったら、開催概要をベースに当日のプログラム内容を決定しましょう。プログラムの選定に迷った際は、開催概要を決定する段階で話し合った実施目的やテーマを達成できる企画になっているのか否かという視点で検討するのが最適です。

開催概要がきちんと把握できていれば、企画内容の決定もスムーズに運ぶでしょう。

2-4.告知

周年事業イベントの開催を社内外の関係者にお知らせしましょう。取引先や株主など社外の関係者には、遅くとも開催日の1ヶ月前までにイベントの開催概要を伝えておく必要があります。

参加人数によって資料などを用意する枚数が異なることを踏まえた上で、開催1ヶ月前には参加人数を把握できるように調整しましょう。

2-5.資料やノベルティの制作

当日配布したい資料やノベルティなどの制作を開始します。予算によって用意できる記念品が異なるものの、オリジナリティを出したい場合は企業名やロゴの入った文房具などが人気かつ定番の品です。

周年事業イベントの中で新商品などのPRを行う場合、新商品に関連したノベルティを用意するのも良いでしょう。

2-6.会場の装飾

一般的に周年イベントはホテルの宴会場などで開催されます。企業カラーの横断幕を掲げたり、金屏風を用意したりするなどお祝いの場にふさわしい雰囲気になるように会場を装飾しましょう。

2-7.当日の運営

当日が近づいたら必ず本番の流れを確認するリハーサルを行いましょう。その際、運営スタッフ全員の動きがわかる運営マニュアルを用意しておくことも重要です。

リハーサルで洗い出した改善点を再度確認した上で、当日の運営にあたりましょう。急病人や自然災害が発生した場合の対応についても全員で確認しておくのがポイントです。

2-8.効果の測定

周年事業イベントは企業の存続を祝うためだけの集いではありません。ビジョンの共有や関係性の構築など目的を持って開催されるイベントです。

そのため当日の効果を測定するためにもアンケートを集計しましょう。アンケートには、今後のイベント運営を最適化するヒントが隠されています。

3.周年事業の企画はイベント会社に相談しよう

周年記念日を迎えるにあたって周年イベントを行う場合、イベントプロデュース会社への相談がおすすめです。イベントの企画や運営に長けたプロに相談すれば、最適なソリューションを提案してくれるほか周年事業イベントを成功に導いてくれます。

3-1.周年事業イベントの成功には最適な企画が必要

社員だけでなく取引先、株主など社外の関係者も招いて行われる周年事業イベントは、綿密に企画し滞りなく運営する必要があります。イベントの成功可否が企業のイメージを左右すると言っても過言ではありません。意義のある周年イベントを開催するためにも、プロに相談し最適な企画を提案してもらいましょう。

特に、自社で大規模なイベントの企画から運営まで行った経験がない場合は、プロに指示を仰ぐことで周年事業イベントの成功に近づくはずです。

3-2.プロに周年イベントの実施を外注するメリット

プロに周年イベントの企画から運営まで外注することで、全ての業務を遂行してもらえるほか最適な企画の提案や作り方、進行上のポイントなどに関するアドバイスをもらえます。

開催意図を把握した上で企画を提案してくれるため、意義のある周年事業イベントを開催できるでしょう。

3-3.株式会社トーガシなら企画から効果測定まで一括で代行

株式会社トーガシは以下の業務を得意としています。

  • 企画立案
  • 会場選定
  • 装飾施工
  • グラフィックデザイン
  • 映像制作
  • 演出
  • 運営

各分野のプロフェッショナルが揃った弊社が、貴社のイベントを企画から効果測定まで一括で代行させていただきます。

3-4.株式会社トーガシの周年事業イベントにおけるサポート事例

「ライフサポート・エガワ様 60周年記念イベント」では、弊社が企画制作からステージ演出、空間装飾など総合的にサポート。「社員のための60周年記念パーティーにしたい」という先方のご要望を受け、働く人にスポットライトがあたるようなアットホームな雰囲気の中、イベントが開催されました。

イベント当日は会場の盛り上がりが最高潮に達し、社員の皆様や社員のご家族などからもお褒めの言葉をいただいております。

4.周年事業の目的を理解してイベントを成功させよう

周年事業を行う企業は、目的を理解した上で企画を練りましょう。招待客別に周年事業を通して成し遂げたいゴールを設定することで企画を整理しやすくなります。

イベントプロデュースを得意とする株式会社トーガシは、企画や運営を通して貴社の周年事業を成功に導くお手伝いをさせていただきます。

まずは見積もりを取りたい」などのご要望も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

5.【資料DL】失敗しない!周年イベント タスク・チェックシート

企業イベントの中でも周年イベントは記念となる重要なイベントです。それゆえに担当者は頭を悩ませるものです。この資料では「失敗しない!周年イベント タスク・チェックシート」と題し、「企画・運営・外部委託」の三つの場面で使えるチェックシートを作成しました。参考にしていただき周年イベントを成功させましょう!
※送信完了後、記入いただいたメールアドレスに資料を送付いたします。

失敗しない!「周年イベント タスク・チェックシート」のイメージ